軽米町産業開発

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さるなし

さるなし

キウイのように甘酸っぱい小さな果実「さるなし」

さるなし

さるなしの果実は、キウイフルーツより小ぶりで英語では「ベビーキウイ」とも呼ばれます。表面に毛がないため皮があるまま食べる事が可能で、果実酒やジャムなどの加工品にも利用されます。

ビタミンCなどの栄養価がたいへん高く、タンパク質分解酵素を大量に含み、疲労回復や強壮、整腸作用などの効能があるといわれています。

さるなしの語源

さる

「猿が食べる梨のような実だから」「猿が我を忘れて食べたから」「猿が食べて無くなってしまうから」など様々な説があります。さるなしの実は、猿などの野生動物のエネルギー源として好んで食べられてきたようです。

山の恵みから軽米の特産品へ

さるなしの棚

さるなしは、昔から軽米地方の山に自生していた木の実です。「コガ」と呼ばれ(北海道では「コクワ」と言う)、お菓子の無い時代にはおやつのように食べられてきました。
昭和58年頃、当時の町長の提案により、さるなしの栽培が始まりました。
りんご栽培が中心の軽米町の農家は、知識も経験もゼロ。まったくの手探り状態からのスタートでした。県外にある栽培の先進地から何種類か取り寄せたり、自生種の良さそうなものを山からとってきて挿し木したりと、試行錯誤の連続。多くの努力の末、平場での栽培に適した「棚づくり」に成功し、たくさんの農家で栽培されるようになりました。
現在は一時期より栽培する農家は減りましたが、技術は受け継がれ栽培指導が行われています。

生産者のご紹介

畑中果樹園

畑中丑之助さん、弥生さん。とてもきさくでお優しい、素敵なご夫婦です。

畑中丑之助さん、弥生さん。とてもきさくでお優しい、素敵なご夫婦です。

さるなしの棚づくりを軽米町で初めて成功し、これまでさるなし栽培に力を注いできた畑中丑之助さん、弥生さんご夫婦。
畑中果樹園では、さるなしの他にりんごや梨、ブルーベリー等も栽培しています。

畑中さんより

子どもの頃、栗拾いに行ったついでに「コガ」(の実)をもぎ取って食べていたものです。それが「さるなし」というものだとは栽培するまで知りませんでした(笑)。
さるなしは健康に良いという分析も出ているようですので、ぜひ皆さんに食べていただきたいです。それが私たち生産者も励みになります。

さるなし商品を取り揃えております

さるなし商品

軽米町では特産品として「さるなしドリンク」、「さるなしジャム」、「さるなしの雫」などを商品化し、広く皆さまにご愛用いただいております。ぜひご賞味ください。

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